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【メーカー別】失敗しないトイレ選び

水道修理NSM



今回は、「失敗しないトイレ選び」ということで、各メーカーごとの違いやグレードによるトイレの仕様の違いなどを説明していきたいと思います。




 

まず、トイレのメーカーを聞かれて思い浮かぶのは、「TOTO」「LIXIL」「Panasonic」かと思います。他にも、「タカラスタンダード」「ジャニス」「アサヒ衛陶」というように様々なメーカーがトイレを作っています。


この記事では3大メーカーと呼ばれる「TOTO」「LIXIL」「Panasonic」のトイレについて紹介していきたいと思います。




 

メーカー別の仕様の違いについてお話しする前に、トイレの形の違いについてご紹介しましょう!


いろんな形のトイレが発売されていますが、皆さんのお宅にあるトイレはどのような形のトイレでしょうか?

大きく分けると、 背中に手洗い器がついているタイプとついていないタイプになります。手洗い器のついているトイレの多くは「便器」「便座」「タンク」の3つで構成される組み合わせ型のトイレになります。一方で、手洗い器のついていないタイプのトイレの多くは「一体型」と呼ばれるトイレになります。一体型のトイレは「便器」「便座」「タンク」がひとつにまとまった作りになっていますので見た目がすっきりとした印象のトイレです。

タンクがない「タンクレストイレ」もあります。タンクがついていない分省スペースで、トイレの狭い空間を広く感じることができます。




 

いよいよメーカーの違いのお話をさせていただきます。

まず、TOTO、LIXIL、Panasonicで、それぞれのメーカーのトイレに特徴があります。


LIXILのトイレの特徴

「トイレを汚さない」というコンセプトで作られています。

更に、汚れてしまった時の清掃性についても追求して、総合力で勝負しているという印象です。


TOTOのトイレの特徴

「汚れない陶器をつくる」というコンセプトがあります。

陶器から名前をとっているだけあって、陶器に絶対の自信があるメーカーです。


Panasonicのトイレの特徴

「トイレというよりも家電に近い」という特徴があります。

トイレを家電という扱いで、汚れない工夫を盛り込んだトイレ作りをしています。


では、具体的にどこがどう違うのか各メーカーのトイレの例を見ながら説明していきましょう!



 

まずは、LIXILの洗浄機能付き便座「シャワートイレ」です。

このトイレの特徴は、便座の縁などの継ぎ目が無いというところ。

どのグレードでも継ぎ目が無いため、汚れが入り込むという心配がありませんので清掃性に優れています。

また、便器の縁が無いのも特徴的です。他メーカーではグレードによっては縁が小さいトイレはありますがLIXILのトイレは縁が全くありません。

その代わり、流した水が溢れてしまわないように、便器の上の方までは水が流れないようになっています。TOTOなどは縁の返しがあるので、水を勢いよく流すことができるようになっています。

縁の有無は使用感や清掃性など、使われる方の好みで選んで良いと思います!


また、一体型のトイレの中には便座が上に上がるトイレがあります。ちょうど雑巾が入る隙間ができますので清掃性はピカイチです。



 

次にTOTOのトイレを見ていきましょう。

代表格は「ウォシュレット」ですね!

先ほど紹介したLIXILの便座には継ぎ目がありませんでしたが、TOTOはグレードによって継ぎ目があるトイレと無いトイレがあります。

ハイグレードモデルになると継ぎ目は無くなり、安いモデルだと継ぎ目があるという具合です。


また、清掃性で見てみると、便座横にあるボタンを押しながら便座を手前に引っ張ると便座が外れます。これはLIXILのトイレでも同じです。

隙間のお掃除もしやすい工夫がされています。


衛生面で見てみると、流した後に除菌水を自動生成して撒いてくれるというのも上位グレードにはあります。TOTOはこの除菌水をトイレ以外にもキッチンやお風呂でメインの機能として展開しています。




 

お尻を洗うノズルに焦点を当てて見てみると面白いです!

TOTOが初めにこの洗浄ノズルを開発しましたが、1本だけついています。

しかし、LIXILは2本ついています!

これは両メーカーの考え方の違いになりますが、LIXILはお尻洗浄とビデを使い分けた方が衛生的だという考え方。一方、TOTOは角度を研究してそもそもノズルは汚れません。更に使った後は除菌水で洗浄するので綺麗ですという考え方で1本だけという感じです。


また、LIXILのノズルの先端は交換ができるので、汚れても変えれるので綺麗を保つ工夫がされています。




 

最後にPanasonicの紹介です。


タンクレスの一体型トイレが基本になりますが、Panasonicの便器はプラスチック製で有機系のガラス溶剤でコーティングされています。

TOTOやLIXILの便器は陶器でできていて親水性という性質があります。これは便器と汚れの間に水が入り込んで水で流すという考え方で、パナソニックの便器は撥水性が特徴で、水を弾くため汚れが付きにくく、水垢も付きませんという売りになっています。


また、トイレを家電の位置付けとして扱っているため、 いろんな仕掛けがあります。

男性が立って用を足すことがあると思いますが、尿の飛び跳ね防止のため、中洗剤を入れるトレーがあって泡が便器内にブワーっと出てきます。

便器の跳ね返りを抑制して尿の飛び跳ねを防ぐことができます。


また、流した後にその洗剤で洗ってくれます。

もはや家電ですよね!


Panasonicのトイレは掃除を手間を省いてくれる家電としての側面もあります。

小さなお子様のいるご家庭にも優しいトイレと言えますね!




 

座り心地の違いもあります。

便座の形状がメーカーによって違います。

これは個人の好みもあるので、実際にショールームなどで体験した方が良いと思います。


1日に何回も座るトイレなので、実際の座り心地は大切だと思います。




 

最後に、ちょっとした注意点です。

タンクレスのトイレだと水圧が低いところでは設置できない場合があります。

例えばマンションなどの高層階や高台の戸建て、3階戸建ての3階などです。


タンクが無く水道から直接水を流す仕組みなので、水圧が低い場所だとつけられない可能性があるんです。


リフォーム会社やメーカーに相談の上、どうしても設置が難しい場合はタンクがついているタイプを選ぶようにしましょう!




 

トイレのカタログだけではわからない使用感や特徴を解説してきました。

気になるトイレがある場合はお気軽にご連絡ください。

担当者がお客様に合った最適なトイレをご提案します。


トイレや水回りのことならNSMにお任せください!


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